平成28年5月21日(土)、FFB(福岡ファッションビル)7階・2号ホールにて福岡第二支部主管の「九州・沖縄地区会員大会」が開催されました。
長崎第一支部の福田支部長より開会宣言が行われました。
主催である(一社)全国古民家再生協会の副理事長・三ツ井氏より「挨拶」いただき、幹事・河野氏より「施策発表」を頂きました。
佐賀第一支部の小生支部長より閉会宣言が行われました。
その後、シンポジウムを開催いたしました。
「住まいの熱環境と健康」と題して、佐賀大学大学院教授・小島昌一氏に基調講演を頂きました。
続いて、「グローバル化する世界とこれからの地域の個性。歴史、生活、健康」と題して、一般社団法人未来文化創造ネットワーク理事長・有馬裕之氏に基調講演いただきました。
最後に、「お年寄りの住まいとケア」と題して、よりあい宅老所代表・村瀬孝生氏に講演頂きました。
基調講演後、「地域医療構想と地域包括ケアについて」の概要説明を、福岡県医療介護部 高齢者地域包括ケア推進課の担当者様、福岡市保健福祉局高齢社会部地域包括ケア推進課の担当者様より頂きました。
概要説明後には、【パネルディスカッション】を行いました。
テーマは「地域包括ケアシステムにおける古民家活用の可能性」でした。
パネリストとして、小島昌一氏、有馬裕之氏、村瀬孝生氏を迎え、コーディネーターは福岡第二支部の川口智廣支部長が務めました。
質疑応答でも、活発に意見交換もなされ、有意義なものとなりました。
最後に福岡第二支部の嶺龍太郎氏より閉館宣言が行われ、終了いたしました。
今回、多くの方にご参加いただき、古民家のこれからについて議論することが出来ました。
様々な視点から、古民家を活用していく道を考えるきっかけとなれば幸いです。
九州地区会員大会にご参加いただいた皆様、並びにご協力いただいた関係各所の皆様方には、心より感謝申し上げます。