佐賀県有田町と一般社団法人全国古民家再生協会、一般社団法人全国空き家アドバイザー協議会の三者で、空き家・古民家等の利活用促進に係る包括連携に関する協定を締結しました。
有田町内山地区は、1991年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されて32年を迎えました。選定を機に、例年数件ずつの補助金を活用した建造物等の修理・修景が継続され、これまで延べ139件の事業が実施されています。
昨今は、少子化などによる人口の減少とともに、空き家も目立つようになり、あらためて町並みの適切な保存とともに、空き家・古民家等の活用や内山地区自体の活性化が問われるようになってきました。
そこで今回、有田町と、古民家を未来へ継承するための取組を行われている全国古民家再生協会、空き家の課題解決に取り組まれている空き家アドバイザー協議会の三者が包括連携協定を結び、有田町内における空き家・古民家等の利活用の取組を、官民連携により促進していくものです。
(連携する事項)
(1) 空き家・古民家等の情報共有に関すること
(2) 空き家・古民家等の利活用の相談に関すること
(3) 空き家・古民家等の利活用の促進に関すること
(4) 空き家・古民家等の保全・再生に係る助言等に関すること
(5) 空き家・古民家等の利活用に係る調査・研究に関すること
(6) 空き家・古民家等を後世につなぐための人材育成及び教育に関すること
(7) その他甲、乙及び丙が協議して必要と認める事項に関すること